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16年前
10月に入ったね。

今年の10月は再認識する機会があった話を今日は話します。
真面目すぎる内容なので、ブログで書くことは控えていたんだけどもここのところ何度か人の前でこの話をshareすることがあったのでついでに。




16年前の10月8日、あたしは交通事故に遭いました。

6歳になったばかりの頃の話。
アメリカで家族旅行をしていた帰り道でした。

その日は父が珍しく高熱を出してしまったため、リクライニングのなかった助手席の父にかわり、6歳のあたしがそこに座りました。

当然小さい頃なのでよく状況は覚えていないが、2時間弱離れているAとBという街の間を砂漠を走っていたところで事故は起きたらしい。
図解したら下のよなかんじ↓

A-----------------×--------------------------B


ホテルを出発するときにタイヤに細工でもされていたらしく、「×」地点で車が3度横転をし、道から転がり落ちた。
アメリカの砂漠のフリーウェイを走ったことがある人は分かると思うけど、砂漠の上に盛ってある道路だから車は事故ったらごろんごろんと転がる。


私がちょうど後ろを振り返っていた瞬間に車が横転し、幼い私は遠心力にたえられず頭から車の外に放り出されたらしい。

放り出される瞬間も、その後も記憶は断片的に残っている。



ところが。

まず、砂漠の中を3時間に1度しか通らないハイウェイパトロールが事故後すぐに通りかかったらしい。
そのあとすぐにAからBへ患者を搬送し終えたばかりの空の救急車が通りかかり、今度は私を病院まで搬送してくれた。

だから、ありえない早さであたしは救助された。

救急車の中では、お花畑を見た記憶もある。



手術は5時間半にも及び、全身に合計500針以上も施術をした。


頭は星型に割れ、傷口は合計で40センチ以上に及んだそうだ。
両膝とも、白い骨がぱっくり見える傷口だったらしい。



500針という数字は、神経・筋肉全部の縫製を合計した数だと思う。
外傷をしっかり数えたことはないけども、多分それだけで500針にはいかないと思うから。


おかげであたしは後遺症がまったくなく、ご覧のようにまわりの人に申し訳ないくらいにハッピーにピンピンしている。




20歳になったら、渡米して皮膚形成しようと小さい頃は思っていた。

でも、それ自体もタトゥーのようなもんだな、てここ数年間で思えて吹っ切れるようになったからそんな手術はいらないと思うようになった。


大学にはいって水着を着る機会が以前と比べて物凄く多くなったことは大きな要因だと思う。
すっぴんも傷跡も関係なく友達は友達だと思ってくれる仲間がいたから。


高校生の頃くらいまでは、頑張って笑って話そうという部分が自分の中であった。
だけど、つい1週間前この話を改めて聞いたとき、まるで他人の話のように感じられたことに驚いた。

と、同時に怖くもなった。



事故後わたしの第一声は
「ママ、ごめんね」
だったらしい。

いつも車では前をむいて座ってなければいけない、と教えられていたのに後ろを振り返った瞬間に事故が起きてしまったから
いいつけを守らなくてごめんね、と言ったらしい。



…私はあの頃のよに素直なんだろうか。



薄れてゆく記憶と、薄れずにこびりついている記憶とがあってどうしても忘れちゃいけない感情とかも忘れてしまってるんじゃないか、って思う。


あたしが今こんなに逞しくいられるのは間違いなく家族をはじめ、本当にたくさんの人に支えてきてもらったから。

ウェブで書いて軽々しく聞こえたらイヤだから今まで書いてこなかったけど、心底そう思ってる。



だから、あたしはなんてラッキーなんだろうと思う。

どんなに縫った人でも、私は自分を超える人にあったことはない。
テレビに出ていたサメにかまれた人も、450針程度だったもん。
(それでギネス記録らしいから、あたし塗り替えられるかも!)



ひろった命で、何ができるんだろう、とも考える。

素直だったあたしを神様は救ってくれたけど、今の私でも神様は見ていてくれてるのかな、て思う。(無宗教だけど)

あたしはあの頃のあたしに恥じない生き方を出来ているのかな。




これからは学生を卒業して、社会にでる。
自分がしてもらったことの何分の1も返せないとは思うけど

pay it forward

次に困った人がいたら、助けが必要な人がいたら、手は差し伸べられる自分でいたいと思う。





命があってよかった。

事故で家族をひとりも失わないでよかった。




ありがとう。


大切なこと / comments(11) / trackbacks(0) /
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コメント
そんなことがあったんだね〜。そこまでは、今の今まで知らなかったよー。

大学に入ってからのかおりんは、よくやく「素」のかおりんを出せたんじゃないかなーって思うよ。パークの中のかおりんの顔、小中高のカオリンの顔、どの顔よりも大学に入ったあとのかおりんの顔が一番輝いてみえる。そう感じたよ(^-^)ようやく「素が出せたんだ〜」って嬉しく思ったし、うらやましく感じた。だってメチャクチャ幸せそうなんだもん!☆

かおりんはラッキーウーマンだと思うよ!!
友達に恵まれているのも、かおりんの人徳があるからだしね!(^-^)恥じることは、何もない。
こちらこそ、「ありがとう」だよ(*^▽^*)
* くらぴき * 2005/10/04 11:52 AM
小学生と中学生のかおりんしか俺は知らないわけだが、お前は常に周りに元気を与えていたような気がする。
事故の詳しいことは初めて知ったが、ガキの頃の俺が「どうしたの?」って傷のこと聞いてもかおりんは笑顔で答えていたのを覚えてる。当時の俺は何にも考えていなかったが、後になって思い出したときに心底お前のことを”すげぇやつだ”って思ったことがある。

かおりんが支えてもらってきたというたくさんの人たちは、間違いなくかおりんからも自然と元気と力をもらっているんだと思うよ。



…それにしても、ミクシィでもそうだが「かおりん」って呼ぶ(書く)のは慣れないもんだなw
* numa * 2005/10/05 2:08 PM
小学生と中学生のかおりんしか俺は知らないわけだが、お前は常に周りに元気を与えていたような気がする。
事故の詳しいことは初めて知ったが、ガキの頃の俺が「どうしたの?」って傷のこと聞いてもかおりんは笑顔で答えていたのを覚えてる。当時の俺は何にも考えていなかったが、後になって思い出したときに心底お前のことを”すげぇやつだ”って思ったことがある。

かおりんが支えてもらってきたというたくさんの人たちは、間違いなくかおりんからも自然と元気と力をもらっているんだと思うよ。



…それにしても、ミクシィでもそうだが「かおりん」って呼ぶ(書く)のは慣れないもんだなw
* numa * 2005/10/05 3:29 PM
『大きな何かに動かされてる』(歓びの歌)
はあるよね。

『与えられたのなら受け止めよう』
っていう気持ちは、すごい力になる。自分にとって。

大切にせなーって思う。よく。
こんな時代やからか、こんな季節やからか。
* ゆう * 2005/10/06 11:53 AM
ヘビーなネタにコメントくれてありがとう!
コメントつけづらいネタなのは分かってて投稿した。笑

>くらぴき
やっぱそう思う?
自分でもそう思うんよ!大学はいってかなり楽しいって。
それまでが楽しくなかったわけではなく、大学はもっと楽しかったて意味なんだけどさ☆
それでも、自分の基盤は川崎時代が作ったと思うがね。笑

>numa
わかるー!ヌマガミがあたしを「かおりん」と呼ぶには抵抗がきっとある、ってこと。笑

当時の俺は何も考えていなかった、て笑える。
でも、そうゆう反応のんがありがたかったんだよ。多分。
だから逞しくやってこれたわけだし☆
ありがとう。


>ゆう
そうなんよ。
『与えられたこと』やから、えぇねん。

ここで書いたのは自分の中で決して悲劇だったからではなくて。
大変さを共有したかったわけでもない。

あたしよか辛い人いっぱいおるかんなー。

ただ、だからこそ今在ることに純粋に感謝みたいなさ。。
て、こんな季節やから書きたくなったのかも。
というよりこうゆう年齢になったからかも。

* かおりん * 2005/10/06 10:22 PM
俺、二度書きしてるね…。
失礼しやした。

ちなみにネット上で本名さらすわけにもいかんだろうから、呼び名は頑張って「かおりん」で通すよw
* numa * 2005/10/07 1:13 PM


会ったときも「カオリン」て呼んでみてや。
そしたらつい「ぷっ」て笑っちゃいそう!

あたしが。
* かおりん * 2005/10/07 11:30 PM
「よく生きてたよね」って、
凹んだ頭触りながらよく言ってたよね、俺(笑)


あの頃、その話をしてもらった時、
正直、何て言ったらいいのかわかんなかったんだけど、

でも逢えて良かったって、
今でも思ってる!


生きて会おうぜ〜!!
またね!!

俺はこれからまた病院に戻ります(脱走兵なので笑)!
* たち * 2005/10/10 2:50 PM
凹んでる頭は、ほんま色々な人にさわられたね。笑
まぎれもなくたちもそのひとりで。
我ながら金魚でも飼えそうな凹みっぷり。
その分ココロはちょっとやそっとじゃ凹みません☆

ひざ、お大事ににね。
今度は無理しちゃーいかんよ。

…てか、今度こそ!ほんまに!
* かおりん * 2005/10/11 9:14 PM
ぎゃはは!
今回は1年くらいおとなしくするし、
それでもイッちまったら、
それはそれでもう・・・はぁ。


こっち戻ってきたらまた頭触らせてもらおっかな!

あと少しの学生生活、悔いの無いよーにね!


それではまた病院に戻ります(退院する気がないため笑)
* たち * 2005/10/14 3:10 PM
>たち
おー!
お大事に☆
* かおりん * 2005/10/15 9:14 PM
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